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うつ病に関するセルフチェックの方法

どんな人でも、ひとたびうつ病を発症すると心身に不調をきたし、日常生活を送ることが難しくなります。

特に気分の落ち込みや意欲の減退や興味の喪失など、精神的な症状は、一時的に訪れて回復するような憂うつや落ち込みなどと区別しにくく、本当はうつ病の症状だったのに簡単に見逃されがちです。

うつ病の苦しみになるべく早く気づき、症状を軽くするためにできることや、日常生活においての問題解決のヒントを見つけましょう。

それにはまず、うつ病のセルフチェックをし具体的な症状を把握することで、次に何をすべきか見つけることです。

セルフチェックはメンタルヘルスを取り扱う製薬会社や、精神科・診療内科のサイトや医師の個人サイトなどで簡単に調べることができます。

■check!…あなたは大丈夫? うつ病にならないための自己診断&思考術 – Ameba News [アメーバニュース]

あくまでも診察を受ける前段階なので正式にうつ病と決まったわけではありませんので注意しましょう。

また、アメリカ精神医学会の指標であるDSMや、世界保健機構(WHO)の指標であるICDなど国際基準のチェック方法もあります。

【ICDのうつ病チェック】

うつ病の診断基準となるDSMとICDですが、日本の厚生労働省では主にICDの方を推奨しています。

現在は1990年に採択された第10版であるICD-10が使用されています。

ICDでは、3つの大項目と7つの小項目に自分の症状がいくつ当てはまるか、その組み合わせにより診断が機械的に下されます。

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【大項目】

①抑うつ気分・・・常に憂うつであり気が滅入る

②興味・喜びの喪失・・・楽しめていた趣味が楽しめない、うれしいことがあっても素直に喜べない

③疲労感の増大と活動性の減少・・・何もしていなくても疲労感を覚えたり、外出がおっくうになる

【小項目】

①集中力や注意力の減退・・・集中力が持続しない、仕事でケアレスミスを繰り返す

②自己評価が乏しく自信がない・・・「どうせ自分なんて」といった自己否定や卑屈な考えが起こる

③罪悪感と無価値感・・・「すべて自分が悪い」「何の価値もない」と自責の念にかられる

④将来に対する希望の喪失や悲観・・・将来に希望が持てない、ビジョンが見えない

⑤自傷あるいは自殺企図や行為・・・リストカットなどの行為、生きていても意味がないと自殺を考える

⑥睡眠障害・・・寝付けない、眠りが浅い、早朝覚醒

⑦食欲不振・・・食べる量が減った、味がしないなどの味覚障害

大項目に2つ当てはまり、なおかつ小項目に2つ以上当てはまる場合はうつ病の要件を満たしているといえます。

この状態が2週間以上続くようでしたら、すぐに医療機関を受診しましょう。